皆さんこんにちは。
いずみ歯科クリニックです。

矯正治療というと、小さい頃から受けるのがベストといわれていますよね。
大人になってからでは矯正治療そのものが受けられないのでは、と思い込んでいる方もいるくらいです。
実際はそんなことはないのですが、小児矯正を受けることで大きなメリットを得ることができます。
同時に、デメリットも存在します。ここではそんな小児矯正のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

小児矯正のメリット

成人矯正ではなく、小児矯正を受けるメリットとしては、やはり発育期の治療ということもあって、骨格的な矯正が可能という点が挙げられます。
上顎前突や下顎前突など、骨格的な問題が原因で出っ歯や受け口になっているケースは、単なる歯列矯正で改善できないこともあります。
具体的には、成人になってからマルチブラケットによるワイヤー矯正を受けたとしても、骨格的な問題が残っている場合は出っ歯や受け口などの症状を大きく改善できないケースも珍しくないのです。
その点、小児矯正であれば、チンキャップやヘッドギア、急速拡大装置などを活用することで、骨格的な問題をダイナミックに解決することができます。

小児矯正のデメリット

小児矯正のデメリットは、子ども時代に矯正装置という異物を長期間装着しなければならないという点が挙げられます。
小児期は、自分と友達との違いなどに敏感になる時期でもあるため、矯正装置を装着することによって、余計な悩みが増える可能性もあります。
ただ、小児矯正の中には、家にいる時や就寝時だけ装着するものや、目立ちにくい透明な装置などもありますので、必ずしも審美性の低下に悩まされるということではありません。
ですから、小児矯正のデメリットはケースによって生じないことも十分にあり得ます。

まとめ

このように、小児矯正にはメリットとデメリットの両方がありますが、それらを加味した上で、お子様に治療を受けさせるか決めてみてはいかがでしょうか。
当院までご連絡いただければ、カウンセリングの段階でさらに詳しくご説明させていただきます。